欧州サッカー戦術&考察!

昔スポナビで運営してたブログサービスの引継いだブログ。ちなみにstramacioniは向こうでのユーザーネームです。

今季&来季のユナイテッド

祝4位(以上)フィニッシュ!

今季はマジ頑張った。何回かもうダメだと思ったよ…。

丸一年かけてフォーメーションを模索し、ようやくベストメンバーとフォーメーションが判明した時点でシーズン終了。

後半戦のフェライニ、ヤングの活躍、マタ、エレーラの組み合わせの発見、ルーニーのワントップ起用、ペルシーさんとディ・マリアを干した決断…と、ちゃんと選手見ていて、それを形にする戦術の引き出しがある監督ですね。素晴らしすぎです♪

「機械のように同じ練習しかしない」byフェライニ

なんて声もありますが、それは当然意味があって、チームとしてやるべき事が出来なければ「自由」なんてない。

その、「チーム内の当たり前」を選手が共有出来て初めて次の段階に進めるのです。

では、今季の出来と、来季の補強選手を見ていきましょう。

*なんとエバンスの評価を忘れていた!(2015年5月23日)

追加しました!

◼︎FW編

⚫︎今シーズン査定

1、ペルシーさん

及第点以下。

…もう期待値が跳ね上がっちまってて、普通に良いプレーしたくらいじゃ評価にならないのです。

単純にシーズン通してコンディション悪。

あの得点感覚が1シーズンで錆び付くとは思えないので、来季はキッチリコンディション調整して、健在ぶりを証明して欲しい。

放出とかあり得ない。

2、ルーニー

世界最高のオールラウンダー。

どのポジションでも最高峰のプレーをしてしまう器用富豪。

いやもうこのレベルなら、本人が一番望むポジションでプレーさせたらいいんじゃないかな?

足りない物は何もない。

歴史上の選手でも似たプレーヤーを探すのが難しいほどの選手。

放出?ないない。歳をとっても違いを作れるタイプの選手ですよ。

ユナイテッドで引退をお願いします。

3、ファルカオ

速さなし、ポストプレー無理、パスセンス並みでユナイテッドにはキツい。

エルナンデスといい、抜群のシュート力が武器なボックス型の南米産9番にプレミアリーグは難しい。

ファルカオがダメってんじゃなく、「合わない」という事です。

前線に張っててもボールを運んでくれるリーガやセリエと違い、展開が速いプレミアでは、フェライニのような「無茶を可能にするポストプレー」か、ペナルティエリアから離れていても貢献出来る「独力でなんとかする力」が必要です。

ペルシーさんは元WG出身なのでクロスが上手く、地味にパスも上手い。

ルーニーは全て持ってる。

プレミア以外で、フィニッシュに専念させてくれるチームに行き当たれば、まだまだ世界最高の選手だと思います。

次のチームで頑張って下さい。

4、ウィルソン

見る機会が少なすぎました。

その少ない時間で判断するならば、ケイン、オースティン系のオールラウンダーストライカー。

しかしながら、デパイが入った事により、かなり厳しくなりました。

ファン・ハールさんの口ぶりからも、デパイを育てながら使っていくようなので、一発屋でもいいのでインパクトを出さないと、出場機会が限られそう。

頑張って育つんだ!

⚫︎来季FW

out→ファルカオ

in→デパイ

まずここまで確定。

ルーニー、ペルシーさんがいるので、そんなに緊急性は高くない。

デパイをどのポジションで起用するのかが謎。*デパイはCFから左右SMFまで何処でも出来る。

もしチームにハマる&ここ(CF)カウントなら、この3人でいいんじゃないかとも。

違うなら補強をば。

希望は、前線は何処でもイケるロナウドを獲ってマドリーライン完成(ディ・マリアと)か、若手なら最有望株のラカゼットを一本釣りで。

ロナウド、帰ってこい。

お前の幸せは間違いなくここにある。

モウリーニョイングランドで幸せいっぱいなように、ロナウドの幸せもここにある。

◼︎サイドMF編

⚫︎今季査定

1、ディ・マリア

移籍金が凄かった&移籍後初試合であの活躍だったので、期待値爆上がり。

しかし、故障やらなんやらでコンディション戻らず干されました。

しかしながら、あの左足はマジ魔法。

ドリブル、パス精度共に今のユナイテッドで最高レベル。あげくめっちゃ走る。

必要なのはコンディション戻す事だけ。

来季に超期待。

2、ヤング

いや、冬までは放出最右翼だと思ってました。すいません。

シンプルに仕掛ける左サイドで輝きを放ちました。

マーク1人ならほぼ確実にクロスが入れられる事、あわよくば抜く事も出来るメリットはとても大きいです。

来季はおそらくディ・マリアと併用で出場機会は減るかと思いますが、ポイント起用でも違いを作れる選手。

放出はして欲しくない。

3、ヤヌザイ

なぜか巷の評価が高い選手。

完全にまだトップチームの器じゃない。

ドリブルを仕掛けるポイントの悪さ、持ちすぎなプレー、シュート力の無さなど、発展途上すぎる。

人数が足りてればトップチーム登録すらされないでしょう。

成長待ち。

4、マタ

エレーラとバレンシアとのセット起用で、完全に持ち味復活。

単独起用ではキツいが、セット起用ならば違いを作れる。

右サイドと左サイドの攻め方の「差」が、後半戦のユナイテッド躍進のキーだったので、素晴らしい活躍でした。

⚫︎来季サイドMF

ここは頭数が足りないんですよね…。

仕掛けるのは左サイドの二人でOKなので、右サイドにマルチにイケる選手が欲しい。

上でも書きましたが、デパイを何処にカウントしてるかが謎。実はここ(右サイド)かもしれない。

そうすると頭数が足りるので、FWで書いた二人のどちらかを一本釣り。

違うなら、ムヒタリヤンかロイス辺りを強奪出来るととても面白い。

イメージはウィリアンのような、何でもこなせるタイプ。

ドルトムントの二人はすごく良い♪

◼︎MF編

1、エレーラ

放出最右翼2…かと思ってた。

マジすいませんエレーラさん。

いまや完全に主力。

プレースタイルが近いのはセスク。

得点感覚もあり、即興のパスセンスもありで、出場機会が増えたらどうなるのか楽しみな選手。

来季に期待。

2、フェライニ

中盤選手としては足下が上手くなく、判断も平凡な選手だったのが、一列上げた事によって、フィジカルを活かしたボールキープとポストプレー、枠に飛ばせるシュート力と、特徴が活かせるようになって復活。

わかってても止まらないフィジカルは驚異。

アクセントにとても良い。

3、ブリント

来た。待望の「頭が良い選手」!

スコールズギグスフレッチャー、キャリックの系譜。

やばい時は自陣ペナルティまでDFし、攻撃では一手で加速させる事が出来る選手。

まだこの選手達のレベルまでは達してませんが、先輩キャリックに学んでどんどん成長して欲しい。

今季はキャリック、ブリントがいなかったら終わってた。

とても良い選手♪

4、キャリック

芸術。

ピルロと比較出来るレベル。

攻守に貢献度が高い。っつか、いるいないでチームが変わる。

走れるMFと組ませて、負担を軽減したい。

⚫︎来季MF

アンカーはキャリックとブリントで決まり…ってか代わりになる選手が思いつかない。

代わりになりそうな選手が見つかったら、100億かけてでも獲りに行くべき。

ストロートマンが…長期故障あけは怖いんだよな〜…。

アンカーより一列前が2/2(エレーラ、フェライニ)で足りない。

ディ・マリアルーニーをカウントするなら足りますが。

ディ・マリアをここにカウントするためにはWG獲るか、ギュンドアンのような走れるMFを1人加えるかと言ったところ。

マルチロールなストロートマンが生きてれば一択だったのに…。

◼︎サイドバック

⚫︎今季査定

1、バレンシア

完璧。持ち味も消えず、DFもサボらないバレンシアさん。

サイドアタッカーで起用しても大丈夫ですし、右サイド全部任せられる安心感と安定感はさすが。

2、ラファエル

故障がち。

あの魂込めたプレイスタイルがめっちゃ好きなので頑張って欲しいが、ちょっと厳しい…。

少々の冷静さを身につけ、故障癖とおさらば出来れば文句なし。

来季残って欲しいな〜。

3、ショー

良い。

逸材の匂いがめっちゃする。

今SBはバランス取る作業に追われているため攻撃の持ち味が出せてないが、来季は躍進の可能性あり。

4、ブラケット

おそらく本職をこっちにしたほうが良い。

意外に技術があるし、スピードもある。

もうちょい成長すれば、ロホをCBに専念させれるかも。

*捕捉

サイドバックはファーストチョイスはブリント、守備的に行く時はロホ、攻撃に振ったらショー、という起用法なので、ちょっと特殊です。

ブリントはMF、ロホはCBで扱ってます。

⚫︎来季SB

左はマルチロール併用で余裕があります。

問題は右サイド。

まあ緊急なら、ジョーンズ、スモーリングも出来るので、ここで金使わなくても良いかと。

◼︎CB編

1、ジョーンズ

覚醒間近。

滑って転んだからといって、相手の足が来てるボールに頭から突っ込んでクリア出来るのは、ジョーンズと岡崎さんだけです。

後述するスモーリングと共に、苦手としていた「遅らせるディフェンス」が出来るようになってきた。

ヴァランクラスと比べると見劣りするが、だからと言って見限らず、育てていって欲しい選手。

CB起用が多くなり、安定感が出てきた。

2、スモーリング

もっとも今シーズン成長した選手。

まだ軽いディフェンスはあるが、キャプテンやったりなどして精神面の充実が伺える。

ジョーンズと共に完全に成熟したDFではないものの、着実な成長が見えるのでまだ見切るには早い。

3、マクネア

地味に上手い。

フィジカルが弱いが、冷静な判断とフィード能力は将来の期待感は十分。

DFは、余程の逸材以外は23〜25歳くらいで開花し始めるので、着実に経験を積んで欲しい。

バックアッパーには十分使える。

4、ロホ

時折凄く軽いプレーを見せるのが怖いが、それ以外の能力は確かな、SBもこなせるマルチロール。

フィード能力も高く、押し込める展開が予想出来る相手には最適。

押し込まれそうな場合はSB起用で守備的に。

色々出来る人。

5、エバンス

フィード能力めちゃ高い。ロングパスの上手さはプレミア随一。デ・ヘアより上手い。

しかしながら本職のディフェンスがお粗末すぎてヤバい。

対人プレーの弱さもさる事ながら、何処を守ろうとしてるのか(スペースなのか、人なのか)の判断が悪く、ディフェンスの最後の砦であるCBをやらせるには能力不足。

マクネアが育てばお役御免。

ここ1年で覚醒しないとキツい。買い手がつけば放出もあり得る。

⚫︎来季CB

補強ポイントその2。

客観的な視点で言えば、軸になる選手が欲しい。

…が、もう1シーズンだけジョーンズ&スモーリングに賭けてみてはいかがだろうか?

代わりのGK次第だけど、チェフかバルデスがファーストチョイスになればコーチングも安定するし、CLでの経験次第で一気に化ける可能性あり。

英断を期待したい。

◼︎GK編

1、デ・ヘア

今季の世界一。

ノイアーと同じレベルで語れるのは、彼だけ。

彼のおかげで勝ち点を拾った試合は数え切れず、4位になれたのはデ・ヘアルーニーのおかげと言っても言い過ぎではない。

レアル情勢のおかげで、おそらく移籍は不可避。

*マドリーはパフォーマンスの落ちたカシージャスを放出したい。

カシージャスのパフォーマンスが良くないのを、中立なファンは皆んな分かってるんだけど、チーム政治とラテンファン気質のおかげで交代不可。

…が、今季のカシージャスへのブーイングの流れで、薄々気付いていたレアルファンがついに目覚め始める。

そこに来て、デ・ヘアのユナイテッドでのハイパフォーマンスと、スペイン人というブランドをもって交代させれば、ファンからのパッシングは最低限で済み、かつ向こう5年は安定して任せられるため、おそらくレアルは本気で獲りにきます。

GKの移籍金、史上最高額…とかいう売り込み文句をつけたら最高でしょうね。

そこから5試合くらいでデ・ヘアがスーパーセーブを披露すれば完璧。

もうカシージャスを懐かしむ声は聞こえなくなるでしょう。

と言う訳で、移籍は不可避。

ユナイテッドファンは次のGKを考えましょう。

2、バルデス

技術ありすぎ!

交代して最初のフィード、何あれ?そしてその後のボールタッチ。上手すぎる。

レベルが違う事は一撃で証明したので、来季は本当に補強しなくていいと思ってます。

ってかマジで、バルデスがスタメンで1シーズン見てみたい。

シャビやイニエスタが「バルデスは過小評価されてる」と言った意味が良く分かった。

あのレベルの人が第二キーパーじゃあかん。

一回も境遇に文句言わなかったのは奇跡と言っていい。

来シーズンスタメンでよろしくお願いします。

3、リンデゴーア

この人が第二キーパーで十分だと思います。

地味にハイボール処理も上手いし、出れば安定したパフォーマンスを披露してくれます。

4、エイモス

不遇。

出て行ったらユースから補充すればいい。

とてもキツい立ち位置の人。

⚫︎来季GK

結論。獲らなくていい。

バルデスさんちょっと普通じゃない。

試合勘さえ戻れば、おそらくまだ最高峰。

チェフが獲れるなら行ってもいいが、ロリス程度ならバルデスさんで十二分に間に合います。

◼︎まとめ。

いや〜、ベストメンバー模索しながら試合してて、良くこの順位に来れたもんです。

ファン・ハールさんのメンバーもフォーメーションも自在に変えて、あまり特定のモノに固執する傾向が見えずに、内容を向上させていったのはさすがでした♪

来季の覇権奪還に向けて獲りたいポジションは、CForWG、インサイドMF、と言ったところでしょう。

デ・ヘア売却資金も入ってくるので、一級品(50億〜レベル)を一本釣りでお願いします。

とはいえ、優勝争いするためにはあと2年は必要でしょう。

アーセナルを見ていれば分かりますが、カソルラからスタートし、エジルを加え、サンチェスを獲り、ついに優勝も夢じゃないところまで来ました。

並行して育てていた、ウィルシャーチェンバレン(ユナイテッドと獲得を競った)辺りが本来のパフォーマンスを見せ始めれば、プレミアで随一の攻撃陣となります。

足りないのは、得点を決めてくれるCFと、ワールドクラスのGK「だけ」です。

どちらかを今季補強した場合、優勝候補となり得るでしょう。

ユナイテッドは、アーセナルで言うカソルラ年度を経過したばかりなので、今季また骨組みとなる一級品の選手を数人、そして来季に若手メンバーの成長次第でまた数人加えて、プレミアトップ3(チェルシー、シティ、アーセナル)と対等に戦えるようになるでしょう。

まずは今季、どのように補強するかでファン・ハールさんがどう考えているかが分かるので、ビッグディールはどのポジションで起きるのか?楽しみにしています。

終戦、キッチリ勝ってシーズンを終えましょう♪