スポーツ好きの考察。欧州サッカー&NBA。

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最近のユナイテッド。

クロップ後に派手なリバプール、望外なレスター、相変わらずなチェルシーにおされて、いまいち話題にも上がらなくなったユナイテッド。

この「良くも悪くもない」ってのは「らしさ」だったりするんですが、取り敢えず現状を把握しましょう。

■おさらい

メインフォーメーションは4231

離脱選手は、ショー、ルーニー、エレーラ、シュナイデルラン。

●不満

得点力不足。

ルーニーが得点してない。

デパイがハマらず。

ファン・ハール懐疑論

●まあ満足

中盤のクオリティ。

成長が見えるスモーリング含むDFライン。

望外だったマルシャル。

好調なリンガード。

といった所です。

■説明

そもそもが4231って攻撃的なフォーメーションじゃなくて、攻撃は基本的に前4人のクオリティに丸投げで、SBが機械的な動きでサポートするシステムです。

ざっと言えば、チェルシー式。

昨シーズンの433のが殴り合い上等で面白いんですが、試合展開が読みにくい=不確定要素が多いし、ドン引きカウンター(4231系システム)と相性が悪いため、4231となっています。

プレミアは、ケインとかバーディみたいなCFが多いから、一発で詰まされちゃうんですよね。

んで、4231はCFが一人でほぼ全て(ラストパスから、無茶振りボールを収める事、得点を獲る事)をやらなければならないため、非常に負担が大きいポジションです。

Dコスタも今シーズンは苦しんでいます。

これをカウンターの担い手になるWG…アザールやサンチェス等…と負担を分担して、そこにトップ下の選手(セスクやエレーラ、エジル)が絡む事によって、シュートへ持ち込みます。

つまり、この3ポジションの選手のコンディションが揃わないと攻撃にならないんですね。

ユナイテッドはトップ下が定まらず、昨シーズンはヤングがやっていたカウンターの担い手も、適性とは言い難いマルシャルが担う事になり、チグハグになっているのです。

つまり、ルーニーのせいではあるが、ルーニー「だけ」のせいではない。

誤算はデパイです。

プレミアの判断のスピードについていけない事が証明されてしまいました。

しかしながら、プレミア1シーズン目、ポテンシャルはエールで証明済みなので、長い目でみたい(スモーリングくらい)選手です。

ファン・ハール懐疑論は当然ではあります。

昨シーズンあれだけ効果的な手を次々に打ったのに、今シーズンはやけに大人しい。

しかしながら、現在勝ち点29の4位です。

首位は32なので3ポイント差です。

怪我で適性フォーメーションが組めなくなったならまだしも、特に問題といえる程でもないと言えるかと思います。

■これから

現在のフォーメーション継続でいくなら、リーグはまた4位フィニッシュ、CLはベスト8に残れれば御の字という所です。

昨シーズンあった能動性も全く見られず、やけに機械的になったのにクオリティが足りない(トップ下)ので、当然昨シーズンを越える成績は望めないでしょう。

上を目指すなら、昨シーズンの433に戻すべきです。

そうすればルーニーのパス能力を活かす事ができ、エレーラの得点力も活き、マルシャルにスペースを提供する事ができます。

格下相手には433、同格以上には4231と使い分けながら、システム馴染ませる事も出来ます。

■まとめ

注目をされなくなった=つまらない=安定している、とも言えます。

ファーガソン時代も、勝負強いという言い方をされていましたが、ようするにつまらないという意味にも取れる試合は少なからずありました。

「安定感」という部分は戻ってきたので、これはこれとして維持しながら次のステップを試験的に試していく段階にきつつあるでしょう。

奇しくも次のヴォルフスブルグ戦は負傷者続出で、新しい事を考える必要が出てきました。

新しいモノが見れる事に期待しましょう♪