欧州サッカー戦術&考察!

昔スポナビで運営してたブログサービスの引継いだブログ。ちなみにstramacioniは向こうでのユーザーネームです。

既定路線の解任。

ええ。レアル・マドリーです。

就任直後から歓迎されてなかったベニテスさん。

多少早かったとは言え、予想通りの解任です。

しかしながら、代わりの新しいトップ監督はこれといっていない。

そして、ロナウド筆頭に年齢が上がってきた中心メンバーもちらほらと。

丁度いい選手の入れ替えタイミングが来たか?という事を見ていきましょう。

■と、その前に

ジダン監督の誕生です。

すげえ!ついに時代は一周した!

これで勝つる!グアルディオラ再来!

…煽るのは簡単ですが、本当にそのレベルを期待していいのか?

監督歴は2014年から下部リーグを率いた1年半のみであり、そこで優勝しているわけでもないのです。

かと言って、期待していないかと言うと、そうでもない。

やはり名選手だったジダンを知っている世代なので、期待はしている。

つまり「セードルフの二の舞は無益」という事です。

「即結果」という期待は、反面「即解任」になり得る。

それよりも、今シーズンは流して来シーズンに向けての期待という方が建設的です。

もう一度言いますが「監督歴は1年半(下部)」です。

当たったらラッキー程度の期待で見る方が、楽しく見れると思います。

んで本題…。

■改革の必要性とタイミング。

人によって多少の差はあれど、選手の絶頂期は26〜30歳です。

衰えをモノともしないプレーヤー(キャリックアロンソ)もいますが、あくまでも例外。

30歳を境に「フィジカル的な」プレーは衰えていきます。

現在のレアルでは、ぺぺ、セルヒオ・ラモスアルベロアロナウドモドリッチが30代に、ベンゼマが29歳で、この辺りの選手が注視されています。

しかしながら、そこはトッププレーヤー。

少し衰えたからといって得点力やパス能力が錆び付く訳がなく、同レベルのプレーヤーはそう簡単に見つかりません。

●独特のチーム事情。

しかしながら、レアル・マドリーは違う。

代わりはいないどころか、ハメス・ロドリゲスから始まる青田買いを加速していった結果、非常に才能ある若手がひしめいています。

ベイル、クロース、マルセロは今が一番いい時であり、ハメス、イスコ、カルバハルはトップの門を叩いている。

その下にもヴァラン、コバチッチ、ヘセが今まさに成長中という、羨ましいどころではないメンバーがいる…。

つまり、30代の放出は「既定路線」なのです。

●急ぐ必要はなかったが…

あと1〜2年見て、最高峰の才能を持つ選手(特にFW)が出たら買い、徐々に改革していくというのが無理のないプランだしそういう予定だったはずです。

しかしながら今のレアルには「勝ちに行ける監督」がいない。

ならば、改革を前倒しでやっちまおうというのは自然な流れ。

メッシが衰え始める3年後を見越した改革を今スタートすれば、成功した場合のメリットは大きい。

少なくとも、アルベロア、ぺぺ、ベンゼマロナウドは夏には放出されるというのが筆者の予想です。

■まとめ

監督がいないからこそ「改革が進む」というお話しでした。

勝てる監督が来ると、現在のメンバーでも欧州制覇を狙えるため、改革をする必要がありません。

しかしながら、バルセロナバイエルンに対して気後れするメンバーなのも事実。

買い手がある選手はここで見切りをつけ、代わりがいないポジション(FW)は一級品を迎えてその先へ、という場面に来ているのかなーという「ロナウド時代の終焉」を感じるバタバタ劇でした。

デ・ヘアはやらんぞ!