欧州サッカー戦術&考察!

昔スポナビで運営してたブログサービスの引継いだブログ。ちなみにstramacioniは向こうでのユーザーネームです。

やる気の持続時間。

思ったより聞く機会が多かった「3年限界説」。

かなり運が良くなければ越えられない壁のようです。

そこの所をファン・ハールさんを叩き台に、改めて考察します。

■3年限界説

あらゆる場面で使われていました。

1、離婚率が上がる年数。

2、カップルが別れる事が多い年数。

3、スタートアップ(起業)の賞味期限=赤字でも社員が付いてきてくれる年数。

4、入社後に辞める人が多い年数。

5、サッカーでマンネリになると言われる年数。

です。

本能的にモチベーションが落ちる時期と言えそうです。

これを指針にして考察。

●越えるには?

1、相性

好きな事や嫌いな事が一緒ならば、そもそも揉める必要がありません。

一緒ではなくとも、似ていれば話し合いも簡単です。

ビジネスであれば「成長している実感」もしくは「上司、同僚との相性」でモチベーションが保てると考えられています。

2、信頼

「少々間違っていても、この人に任せられる」と思う(思わせる)人であれば、自分が我慢する場面が多くてもやっていけます。

3、経験と対話

ビジネスであれば黒字を出すための方法。

テスラモーターズの様に、赤字でも価値が下がらない企業もあります。

男女間であれば、様々な場に出て自分の価値評価の客観視し、相性が良いタイプ(話を聞いてくれる子の精度向上)を把握します。

その中で、「様々な人と話す→フィードバックを得る→考える→話す」のルーティーンを回して経験を蓄積していきます。

その結果、得意タイプ以外との会話力の向上+擦り合わせ能力の向上がされます。

これは対同性でも一緒です。

今までの経験から、合うタイプ、合わないタイプは本能的に分かっていると思いますし、合わないタイプとの擦り合わせ方法もある程度把握していると思います。

まとめると「対話能力」…つまり「相手が何を欲しがっているのかを推察し説明する能力」が高ければ、様々な物事に対して納得させる事が出来ます。

4、刺激

監督(コーチ)もしくは選手を入れ替えて、新しい刺激をもたらします。

ファーガソン監督時代にはコーチが入れ替わっていたのは有名な話。

監督をそのままに、円満に「選手を入れ替える」ためには、上の1〜3が必要です。

そのため優先順位は高くなく、最終手段といえます。

■つまり?

愛される監督というのは…

1、ファンが思うサッカー(土地柄ないし、お国柄)との相性。

2、圧倒的な実績。

3、対話から納得させられる経験。

を満たす必要があると言えます。

さらにここから、サッカーならではの重要性を加味します。

つまり、成績が出なければクビという事実です。

経営的に無理になるため、いくらファンが望んでいようと厳しい。

モウリーニョさんのようにファンからのバックアップを受けながら退任せざるを得ない場合も…。相思相愛だったのに…ね。

そのため、重要度としては

1、30%

2、40%

3、30%

くらいになると思います。

という事で大まかにこの表を見た場合、総合60%を切る満足度だと解任要求が飛んでくると言えると思います。

これでファン・ハールさんを5段階評価をすると…

1、1 (全力で取り組む姿勢を重視するお国柄との差異)で6%

2、4 (トップ4位入りを評価)で32%

3、1 (データの正当性より、ファンの不満を先読みした返答が必要)で6%

となり、合計で44%です。

近い値の監督はベニテスさんくらいしかいない。

さんざっぱら書いてきたように、元来熱いタイプではないファン・ハールイングランドの相性は最悪ですし、対話力はすぐに炎上する事からお察し。

正直に話す事が必ずしも良い事とは限らないのは、「外から見てる分には」よく分かります。

…という事で、非常に厳しい状況です。

逆に80%を越える数値を出せる監督は記憶に残る監督となります。

古くはバルセロナのクライフから、マドリーのデルボスケバイエルンハインケスチェルシーモウリーニョなどです。

ベンゲルさんも、解任されない理由が分かるかと思います。

■まとめ

やはり、サー・アレックスは素晴らしく「相性が良い」監督だったといえそうです。

モウリーニョさんは条件を完全に満たしていたのに、不運が重なった結果クビになってしまいました。

この記事(考察)をも革命する可能性があるのはグアルディオラさんですね。

どのチームかは分かりませんが、グアルディオラが圧倒的な成績でもって「カルチャーを変える」可能性はありますが、まだ先の話し。

…簡潔に書きましたが、モチベーション関連は各所(特にビジネス系)でもっと専門的に行われているので、「こんな簡素な知ったか記事より、俺のが上手く書けるわ!」という方は大目に見て下さると幸いです(笑)