欧州サッカー戦術&考察!

昔スポナビで運営してたブログサービスの引継いだブログ。ちなみにstramacioniは向こうでのユーザーネームです。

メッシの凄さを整理しよう。

 

「何が凄いか?」ってのが、あまり理解されてない。

それを一旦整理しよう。

 

◾︎凄いポイント

1、ドリブル

1-1、進む方向

「ゴールに向かって進む」

超簡単かつ「超重要」。

サッカーは「点を獲るスポーツ」だ。

じゃあどうするのが最もいいか?

「ゴールに向かって真っ直ぐ進む」事。

だから、DFはゴールを向かせないようにプレーする。

普通の選手は「ボールキープ」と言う名の下、右に行ったり左に行ったりする。

だが、メッシは違う。

前後の動きと切り返しを駆使して「真っ直ぐに進む」。

なぜそれが可能なのか?

「視野の広さ」

これは別項目で説明する。

 

1-2、緩急

バスケで説明すると分かりやすい。

「クロスオーバー」というテクニックがある。

要は「右から行くと見せかけて左から抜く」ってやつ。

ボディフェイクみたいのも含む。

総合して「相手のタイミングを外す動き」。

これと前を向くのが組み合わさると、すさまじい効果を発揮する。

 

2、パス

2-1、タイミング

緩急で抜けるという事は、その緩急で「パスも出せる」という事。

バスケではドリブルは「パスを出すため」に行っていたのを起源としている。

パスを出すためにフェイントでタイミングを外す。

同じ事はサッカーでも起こる。

 

2-2、視野の広さ

これはドリブルの項目でも書いた。

要は「相手との距離感」。

この距離感ってのは「タックルに来る距離」と「足が届く距離」の意味。

これとタイミングと緩急を織り交ぜる。

相手の「チェックする間合い」を認識して、そこにボールを晒すなり、仕掛けに行くなりする。

それはパスでも活きる。

「距離感が分かる」ってのは「相手」だけじゃなく「味方も」なんだ。

パスを受ける相手が何処にいて、DFが何処にいて、どのくらいのスピードで走ってるのか?

タイミング良く、素晴らしい角度でパスを出さなければ通らない。

それら全てを兼ね備えているためにパスもめちゃくちゃ上手い。

 

3、努力

メッシの何が凄いかって「年々上手くなってる」事。

筆者は3年間サッカーを離れてたんだが、離れる前にメッシは「右足が使えなかった」。

あまり正確なパスもシュートも撃てず、糸を引くようなパスや強打のシュートはほぼ必ず左足だった。

今や右足でも凄まじいパスが出るし、ボレーシュートも右足で行う。

*ガチで強打のシュートのみ左足だが。

間合いの取り方は年々上手くなってるし、ドンドン進化している。

これが「最も凄いポイント」。

 

◾︎まとめ

メッシの凄さは「タイミング」と「努力」。

タイミングって簡単に言うけど、合わせるのも外すもの自由自在ってのは「相当に難しい」。

要は「人の倍のリズム」を刻めないと、合わせられない。

普通の人が「1」で刻んでるリズムを、メッシは「0.5」で刻んでる。

だから、メッシは0.5か1を選択できて、合わせる事も外す事も出来る。

どうやって倍にするか?ってのは「練習しかない」。

人相手に試して試して、使えるタイミングをモノにする。

ロナウジーニョもこの手の技術がめちゃくちゃ上手いんで、学んだ可能性はある。

 

努力は言わずもがな。

この年数をトップでいられるのは凄まじい。

イブラやクリスティアーノと同じ形になるだろうから、37~8歳まではやれる。

サポーターの「もう歳だから」って思い込みさえなければ‥ね。

 

身体が動かなくなったらなったで、また新しい事をしだすと思うんで、乞うご期待。

凄まじいプレーヤーですわメッシさん。

 

今年のバルサも楽しんでいきましょう♪