夏の移籍を前に。選手って取ってみないと分からないよね。
選手は「取ってみないと分からない」。
この「ごく当たり前な事」が忘れ去られてるのがサッカー界の面白さ。
超絶基本を抑えておこう。
◾︎選手がハマるかどうか?
今年のパリでのネイマールとか。
「やってみないと分かんない」のよ。
んで、複雑にしてるのは「3者の関係」。
◾︎3者
1、オーナー
ネームバリュー&監督の以降を反映させる人。
金出すのは「この人」だから、基礎の選択肢はこの方が決める。
監督が信頼されてれば無名の選手でも獲ってくる。
「フロント」と言われる方々の事。
2、選手
選手同士の連携。
ネイマールがカバーニのPKを奪い取ったような事すりゃどうなるか?って話し。
「選手間の信頼」。
技術面の相性もさておき、性格的な相性もあり。
コービー&シャックとかね。
プレーは凄いけど、性格面では相容れない事もあり得る。
3、ファン
チームを勝たせてくれる選手が好き…って訳でもないのが面白いところ。
まさに「好み」。
お国柄もチーム事情もある。
バートンがやけにマルセイユでハマったりとか、土地柄もある。
まさに「行ってみないと分からない」という。
コミュ力世界最強の「長友さん」は、トルコでも瞬殺で馴染んだ。
監督にも、チームメイトにも。
さすがすぎる。
◾︎結果「行ってみないと分からない」
この辺りが「若手が高い理由」かもしれない。
*U23の有名選手か、U26までの無名選手。
特にイメージが付いてなくて、馴染む時間が取れる。
もし馴染めなくても次の売り先がある。
◾︎移籍はめっちゃ難しい
最終的にこれ。
プロサッカー選手の現役で入れる年数は「15年」程度。
*19〜35歳辺りを想定。
4年毎に変えても4チーム。
毎年変えても15チームしか経験できない。
そこで「ハマる場所」を見つけて、居場所を獲得しプレーする。
長友さんみたいに、色々噛み合ってるけどプレー機会は潤沢じゃない(インテル時代)とか、ネイマールみたいにプレー機会は保証されてるが嫌われまくりとか、色々起こる。
「選手は人間である」って事と、それに付随した問題ってのは付いて回る。
厳しい世界だわ。
◾︎失敗した後の選択も自分次第
転職活動的な。
結局、自分には何ができて、何ができないのか?
何が好きで、何が嫌いなのか?
何がしたくて、何がしたくないのか?
ってのを詰めていくしかない。
20代で、しかもあの喧騒の中で、それをやってか〜。
まあネイマールみたいになってもおかしくないよね、と。
◾︎まとめ
移籍は「難しい」。
これを前提として移籍市場を見ると、少し視点が変わるのではないか?と。
わーわー騒ぎつつ、それを横目で見る冷静さも持ちましょう。