新世代(柴崎、乾、大迫)の衝撃。
動き出しに意図があるかどうか?
ボールタッチの「先のビジョン」がある。
簡単に言うと「上手い」。
◾︎新世代はボールを持った後の動きまで想定してる
パスを受けたら右にスペースがあるからそっちにドリブルしよう、左に長友が走ってフリーだから右フェイク入れてスペースを空けてパスを出そう、前にスペースがないから一歩下がろう、など。
なぜこれが出来るのか?と言えば「空間把握能力」。
⚫︎空間把握能力
1、相手とのスペースがどれくらいあるか?
これが把握できると、DFとの空間を利用してドリブルしたり、パスコースが空いてるか確認できたりする。
要するに「ワンタッチめが変わる」。
相手DFとの距離を鑑みて、ボールをどこに置くか?を決められる。
2、味方がどこにいて、どう動くか?
長友が左にいたとする。
自分が寄って行く動きをすると長友は前に行くかもしれないし、止まるかもしれない。
*相手DFの有無やスペースの状況によって常に変動する。
それを「合わせられる」。
合わせられるという事は「使わないということもできる」。
長友が走ったのを囮にして前に行く事もできるし、走らないと見せかけて走ったりする事も可能になる。
3、相手DFがどう動くか?
相手右SBは長友を見てる、右CHが自分をチェックしてるという場合。
この場合は「対面のDFだけ注意すればいい」。
しかもその上で、右サイドに向かって抜けば「長友についてるDFが100%カバーに来る」。
そのタイミングで長友にパスを出せばいい。
んで、それを警戒して「外シフト」になってたら、内側に抜けばいい。
その辺りの判断が秀逸。
◾︎全体を見れてるのはこの3人
1、柴崎
和製イニエスタ。
遠藤の後継者。
見所は「ワンタッチめ」。
どうトラップし、どうボールを収め、どういうパスが出るのか?
絶対にDFが触れない位置にボールを置き、パスを通すためのスペースを作るためにドリブルし、とんでもない縦パスが出る。
完全なる天才。
日本最高峰。
バルサでもプレーできる唯一の日本人。
2、乾
和製アザール。
これも「ワンタッチめ」。
柴崎と同じでDFが触れないところにボールを置くんだが、違いは次にある。
どこにドリブルするのか?
ゴールに向かってドリブルする。
これができるのはメッシやアザールなどの一握りだけ。
世界レベルのドリブラー。
3、大迫
効果的。
同じく「DFが触れない場所にボールを置く」。
その上でDFと入れ替わる技術が秀逸。
あれは教えてできるもんじゃない。
その上で足は速いし身体は強い。
しばらくCFは安泰。
◾︎スペインやドイツで活躍してるのは偶然じゃない
特にスペイン勢2人。
*柴崎、乾
ボールの取り捨て選択がヤバい。
*いい意味で。
ついにこのレベルの選手を見れるようになったかというレベル。
俗に言う「賢い選手」。
その上で走れるんだから凄まじい。
◾︎まとめ
新世代に注目しましょう。
ちょっとレベルが違う。
日本サッカー界、ちゃんとレベル上がってますんで心配いらないです。
この3人のプレーを楽しみましょう♪